【Watch】国民的狂事〜箱根駅伝観戦記『予想』〜
第91回、92回大会に続き、今年も箱根駅伝の上位10チームと、当日エントリー変更を踏まえたオーダー予想表を作成してみた。Illustratorからjpgへ変換した際に少し粗くなってしまったが。
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■予想順位(上位10チーム)
1位:青山学院大学
2位:早稲田大学
3位:駒澤大学
4位:東海大学
5位:山梨学院大学
6位:日本体育大学
7位:東洋大学
8位:中央学院大学
9位:順天堂大学
10位:神奈川大学
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※補足:駒澤大のオーダーに関しては、6区物江がそのまま出走、10区堀合を中西へ当日変更という方向性も考慮する。
正直なところ、今大会は2位以下の予想が困難を極めた。所詮、門外漢の予想ではあるのだが、それだけ青学大と他校とで戦力イメージに差がついているという事なのだろう。
しかしレースは生き物。フタを開ければ全てが入れ替わり、伏兵の出現も大いにあり得る。それは王者も例外に非ずである。予想チーム以外でシード圏内に滑り込んでくるとすれば、國學院、明治あたりであろうか。
コース変更の影響で4区、5区が注目されているが、ポイントは1区,2区,5区としておきたい。例年重要な区間ではあるものの、青学大を追撃せんとするチームにとっても、久々のシード獲得を狙う神大らにとっても、ここでの出遅れはやはり致命的である。
また今回は毎年共に予想をしている知人の個人予想も掲載しておきたい。
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1位:早稲田大学
2位:青山学院大学
3位:東海大学
4位:駒澤大学
5位:東洋大学
6位:山梨学院大学
7位:日本体育大学
8位:中央学院大学
9位:順天堂大学
10位:拓殖大学
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ややチャレンジングな予想となっており、『青学大 敗退』という文字が1/3の号外に踊る光景は、中々想像し難いものである。
しかしながら、誤解を恐れずに言えば、アップセットを“期待する”人々も多いのではないか。
その“期待”は、ドラマチックな展開を望む観客側の心情である。この時期、メディアに接触すれば否が応でも飛び込んで来る箱根駅伝関連情報。陸上競技とは無縁の人々にとっても、多少なりとも感じる事であろうと思う。何でも一括りにするのは安易とは思いつつも、国民的行事と言われるのも無理はない。近年の加熱ぶりはまさに“狂気”にも見える。
とはいえ、箱根駅伝はあくまでカレッジスポーツであり、主役は学生ランナーである。
熱狂は時にスタジアムを覆い、外側への視界を霞ませる時もある。
その点を念頭に置きつつも、正月は、予想との照合を楽しみに沿道から声援を送りたいと思う。
とはいえ、偉そうに申している私自身がまさに“狂人(フリーク)”なのだが…。
PS:反面、今大会に関してはやや空気感がトーンダウンしている様に感じるのは気のせいだろうか。
※第93回箱根駅伝予想表/chuo7010作成※